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不育症に関する疑問にお答えします。

Q6 不育症の診断で悩む女性はどれくらいいますか?
A6 正確な数字は明らかではありません。
厚生労働科学研究班(齋藤班)の名古屋市立大学の検討では、妊娠を経験した女性の中で3回以上の流産の経験のある方は0.9%、2回以上の流産の経験のある方は4.2%でした。日本では正確な数は判りませんが、毎年妊娠される方のうち、数万人が不育症の可能性があります。
いずれにしても不育症は、決してめずらしいものではありません。
Q7 流産はどれくらいの頻度でおきますか?
A7 女性の年齢にもよりますが、妊娠が確認された例の10~20%程度が流産になると言われています。ただし年齢が35歳以上になると流産率は上昇してきます。
なお、妊娠反応陽性となった後、子宮の中に赤ちゃんの袋が確認される前に流産してしまう生化学的妊娠(流産)はもっと高率(30~40%)に起こりますが、日本、アメリカでは生化学的妊娠は流産回数には含めません。 しかし欧州では、2017年に生化学的妊娠も流産回数に含めるとの見解を出しました。そのようになると不育症の頻度は高まると考えられます。
Q8 流産が起こるのはいつごろが多いのですか?
A8 不育症イメージ画像妊娠12週未満の早期流産が大部分(全流産の約90%)を占めます。妊娠12週以降22週未満の後期流産の頻度は少ないとされています。
厚生省心身障害研究班報告書(平成3~5年度)によると全妊娠に対する流産率は、早期流産が13.3%、後期流産が1.6%と報告されています。
Q9 女性の年齢は流産と関係しますか?
A9 妊娠の年齢が高齢になると流産率が増加すると考えられています。
海外の報告ですが、母体年齢35-39歳で流産率が25%、40歳以上になると流産の頻度が51%との報告があります。
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