所属等 | 手稲渓仁会病院 https://www.keijinkai.com/teine/ 不育症センター https://www.keijinkai.com/teine/fc/ |
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氏 名 | 山田秀人(不育症センター長 兼 オンコロジーセンター ゲノム医療センター長)
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紹介文 | 北海道大学、神戸大学、手稲渓仁会病院において、平成3年から不育症の専門外来および医療責任者を務めています。ハーバード医学校では不育症を研究しました。 私たちが世界で初めて発見したネオセルフ抗体(抗β2GPI/HLA-DR)抗体は、不育症、不妊症、産科異常と強く関係することが分かり、今は誰でもネオセルフ抗体を測定できる体制にしました。ネオセルフ抗体陽性の患者には、アスピリンとヘパリン治療を行い良い成績をあげています。 私は平成5年に世界で初めて、4回以上流産を繰返す重症の習慣流産に免疫グロブリン大量療法を行い健康な児が誕生し、現在もこの治療を継続しています。二重盲検法の全国治験が令和3年2月に完了し、免疫グロブリン大量療法は重症の習慣流産に有効であることが証明されました。 他に、不育症管理に関する提言(2019、2021)、抗リン脂質抗体症候群合併妊娠の診療ガイドライン(2016)の作成に貢献しました。母子感染も専門で日本産婦人科感染症学会理事長を務めています。不育症と母子感染は、私のライフワークです。お気軽に受診され、相談してください。 |